世界屈指のトロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンが、東京都交響楽団 第895回定期演奏会に登場し、同公演でマクミラン:トロンボーン協奏曲の日本初演を行う。
【招聘元より:ヨルゲン・ファン・ライエンについて】
“黄金の金管”と称される、名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者。
モダン、バロック、両方の楽器に卓越する名手であり、オーケストラでの活躍の他、ソリストとしてもトロンボーンの可能性に挑戦する新しいレパートリーを常に開拓し、幅広い聴衆を魅了し続けている。
ロッテルダム音楽院にてジョージ・ヴィーゲルに師事し、最優秀の成績で卒業後、リヨン国立高等音楽院にてミシェル・ベッケ、バロックトロンボーンをダニエル・ラサールに師事。ロッテルダム・フィルの首席奏者を経て、1997 年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席奏者を務める。
トゥーロン、ゲブウィラー、両国際トロンボーンコンクール優勝他、オランダ文化省よりオランダ音楽賞(2004 年)、ボルレッティ・ブイトーニ財団賞(2006 年)など、輝かしい受賞歴を誇る。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管委嘱によるテオ・フェルベのトロンボーン協奏曲他、数多くの新曲がファン・ライエンのために作曲されており、2012 年春にはカレヴィ・アホの新曲(ボルレッティ=ブイトーニ財団委嘱)を初演。この初演ツアーは、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団、オウル交響楽団、BBC 交響楽団と行われ、“ファン・ライエンとアホは、トロンボーンという楽器を優雅で躍動するメロディーを生み出す泉へと変容させた。品位ある芳醇な4 つの楽章が、洗練されたオーケストラと相まって奏でられた(The Times)”等、高い注目と評価を得た。
室内楽でも、ニュー・トロンボーン・コレクティヴやRCO ブラスなどのアンサンブルで活躍。
これまでに3 枚のCD をリリース(Channel Classics)。デビューCD への“ファン・ライエンの卓越したレベルに達するトロンボーン奏者はほとんどいない。音色、ダイナミクス、豊かな色彩、音楽的な理解とその表現、すべてにおいてずば抜けている(Luister)”など、いずれも絶賛を浴びている。
アムステルダム音楽院で教鞭をとっており、2012-2013 年シーズンからは新たに英国王立音楽院の客員教授に就任。
公演詳細は以下の通り。
東京都交響楽団 第895回定期演奏会Bシリーズ
日時:2020年1月16日(木)19:00
会場:サントリーホール
入場料:全席指定
S席6,500円 A席5,500円 B席4,500円 C席3,500円 P席2,500円
チケットご予約・お問い合わせ:
都響ガイド TEL. 0570-056-057
出演:指揮:マーティン・ブラビンズ
プログラム:
ラヴェル:クープランの墓
マクミラン:トロンボーン協奏曲(2016)(日本初演)
エルガー:エニグマ変奏曲 op.36
招聘・お問合せ:プロアルテムジケ 03-3943-6677
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